2011年2月7日月曜日

瑠璃ちゃんの生い立ち

瑠璃ちゃんの過去は以下のようなものです。

2010年のある日、京都のブリーダーのオーナーが瑠璃ちゃんのを含む多くのワンコを保健所に持ち込み、処分を依頼したそうです。
その時、保健所の職員の方は怒り心頭で受け入れを拒否。
ワンコ達の受け入れ先を探すとか、先にやることがあるはず、と説得。
幸い、そのブリーダーも根から悪い人ではなかったようで、その後説得に応じてワンコ達のを綺麗にしたり、譲渡先を探したりと努力しているようなので、保健所も協力。
幾つかの動物愛護団体に譲渡先を探してもらうことになったということです。

そのような経過を辿り、瑠璃ちゃんは我家へやって来ました。

瑠璃ちゃんは5歳なので、ちょうど生まれたころは巷で流行ってたチワワブームが終わりかけていたころにあたります。
当時、チワワの子犬が30万円以上で売られていたのを思い出します。
その後ブームが過ぎて思ったようにチワワが売れなくなり、大量のチワワを抱えたまま数年が経過、いよいよ破綻の危機に。
それでもワンコ達の平均余命はまだ10年近く有り、とてもじゃないけど餌代も医療費も人件費も面倒見きれない。
仕方なく保健所へ連れて行くということに・・・。
まあ、想像ですが、こんな感じではないでしょうか?

こんな悲劇が起こる根本原因は、気軽にペットショップで生体が買えてしまう仕組みにあると思います。
少なくとも現状では、ブリーダー、飼い主、双方の責任感が希薄なまま金銭のやりとりだけで生体の授受が行われてしまいます。
その結果、無責任なブリーダーや、無責任な飼い主がペットを保健所へ連れて行く事態が生じてしまう。
要は生体を扱う資格の無い人が、簡単にペットを買えてしまうからこんなことになってしまうのです。
日本もドイツ並に法整備してくれれば良いのだけれど。