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2011年11月21日月曜日

緊急地震速報警報機が初めて作動

「緊急地震速報警報機購入」からの続き
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/10/blog-post_16.html

11月21日19時頃、広島で震度5弱の地震がありました。

この地震で、先日購入した緊急地震速報警報機(EWR200)が初めて作動したようです。

地震発生時、私は会社にいたのですが、妻によると突然警報音が鳴って「緊急地震速報!」ってしゃべりだしたそうです。
なるべく家中に警報音が聞こえるよう大音量に設定しているのでかなり驚いたようですが、とりあえずコンロを使おうとしていたのを止め、火の元をチェックしてたらグラグラ揺れ始めたようです。

幸い今回は何事もなかった訳ですが、とりあえずちゃんと機能することはこれで確認できました。

ちなみに、受信しているラジオ局によって警報が鳴る地域が設定されてたりするようなので、その関連情報も記録しておくことにします。

【マニュアルに書かれていること】

  • NHK姫路 (既に放送中) → 今はここに周波数をあわせている
    緊急地震速報 全国区 震度5強以上
    津波警報 被災の可能性のある地域限定
  • KissFM (2011/11/21現在 未対応)
    緊急地震速報 被災の可能性のある地域限定 震度5強以上(の予定)
    津波警報 被災の可能性のある地域限定(の予定)

【最近の地震と動作状況】

  • 2011/11/20 10時頃 茨木県北部 震度5強 → 緊急地震速報作動せず(そもそも被災地でも発報されてないらしい)
  • 2011/11/21 19時頃 広島県 震度5弱 → 緊急地震速報作動した
  • 2011/11/24 20時頃 北海道 震度5弱 → 緊急地震速報作動した

2011年10月29日土曜日

インフルエンザ予防接種

先ほど、はせがわ内科クリニックで季節性インフルエンザの予防接種を受けてきました。
インフル434-Aデンカ 0.5ml。
3000円。

ここは比較的新しい病院なのですが、去年もここで接種して良かったので、今年もこの病院で接種することにしました。

何が良いのかというと、とにかく注射が無痛なんです。
これまで色んな病院で注射されましたが、大別すると下手か普通のどちらか。
この病院で初めて「上手」のカテゴリを設けました。

ちなみに、ここの病院長さんは加古川市民病院の元内科部長だったらしい。
問診のときの応対だけでも、「この人物凄く勉強してるなぁ」というのが伝わってきます。
非常に短い時間でしたが、関西では未だインフルエンザが広がってないことや、既に東京で学級閉鎖が1件あったことなど、色んな話を聞けました。

予防接種は毎年基本的に10月15日から受けられるそうです。
今のうちにiCloudのリマインダーに登録しておいて、来年はもう少し早く(10月15日頃なら、もう少し暖かかった) 予防接種を受けるようにしよう。





なお、ネットでググって見ると、最近はインフルエンザ予防接種の有効性に疑問を呈する記事が多数上がってます。
しかし、私の経験で言えば、予防接種を受けた年と受けなかった年では明らかな差があります。
予防接種を受けた年は、軽い風邪には罹患するものの、高熱でだるくなるような重症化に至ることがありません。
逆に、予防接種を受けなかった年は、2回くらいひどい風邪の症状(おそらくインフルエンザ)が出ます。
風邪が重症化してから病院に行くと、治療に4000~5000円くらいはかかるし、1週間近く身体的にきつい。
予防接種で防げるなら、それに越したことは無いと思うのです。

2011年10月16日日曜日

緊急地震速報警報機購入

東日本大震災の教訓から、我が家でも緊急地震速報警報機を導入することにしました。

まず購入したのがこのUNIDEN 地震津波警報機 EWR200
仕組みは単純で、常時FMラジオを受信していて、緊急地震速報の音声信号を受信したらラジオを音声を3分間鳴らすというもの。

通常ラジオでは、緊急地震速報信号の後詳細な情報をアナウンサーが読み上げるので、これだけの機能で十分。
Amazonで5000円程度で購入できるので、大地震のための保険だと思えば安いものです。
電気代は、年間160円程度だそうです。
  
ちなみに、購入時に他の機種の機能もざっとチェックしたところ、この機種は津波警報にも対応してますが、他の機種は緊急地震速報にしか対応してないので要注意です。

敢えて問題点を挙げると、現時点では兵庫県はNHKしか緊急地震速報信号の送信に対応してないため、全国どこで緊急地震速報信号が発報されても警報がなってしまいます。
ようするに、東北の方では震度5弱以上の地震が続いているようですが、その度にここ兵庫県でも警報が鳴ってしまうのです。
とりあえず1回は作動してくれないと、本当にちゃんと稼動しているのか確認できないので今の状態でもいいのですが、その後も頻繁に警報が鳴ると狼少年になってしまうからなぁ。

ちなみに、地元ラジオ局のkissFMが緊急地震速報信号の放送に向けて動いているらしく、それが実現されれば兵庫県に影響のありそうな緊急地震速報信号のみが選択されて警報が鳴る仕組みになるそうです。



また、先日公開されたiOS5に緊急地震速報機能が追加されたことはあまり知られてません。 
iPhoneの緊急地震速報通知設定画面

3Gで契約しているiPhoneにはその設定があるのに対して、WiFiのみのiPadにはその機能がついてないので、おそらく3Gで契約している端末にのみ追加された機能なのだと思います。
っていうより、3Gの電波で緊急地震速報が送られてくるのでしょうね。
3Gに契約してないiPadには緊急地震速報の設定がありません

「緊急地震速報警報機が初めて作動」へ続く
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/11/blog-post_21.html

2011年10月8日土曜日

台風12号 その後 長楽寺土砂崩れ

「台風12号 その後」からのつづき
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/09/blog-post_11.html

大雨で土砂崩れのあった加古川市志方町の長楽寺を見てきました。


台風12号通過から既に一ヶ月近く経過しましたが、未だ長楽寺周辺は一帯を封鎖して工事中。
数百m手前から規制線が張られ、その辺りにも土砂が迫ってます。
まったく近寄れません。

併設されている老人福祉センターにも立入りできないそうです。

こんなに崩れて、復旧しても人が住めるのでしょうか?

2011年9月11日日曜日

台風12号 その後

「台風12号 加古川市 法華山谷川流域浸水」からのつづき
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/09/blog-post_4988.html

台風報道は紀伊半島に集中していて、加古川市、高砂市の被害状況が流れることは殆どありませんでした。
翌日の報道は「加古川市の床上床下浸水50棟」とかその程度。
そんな報道と、周囲から聞かれる被害状況とはかなりの乖離がありました。
台風通過後、周りで聞いた被害状況は以下の通り。


  • 自宅から南下してみると、加古川西IC以西の加古川バイパス南側は殆ど浸水していた。見える範囲はどこまでも浸水していたが、どこまで続いているかは分からない。翌日避難勧告が出ていることを知ったが、避難先の公民館は浸水している南側にあり、行ける状況にない。

  • 台風通過翌々日に神爪(加古川バイパス南側)を通ったが、殆どの家が畳や家財を表に出してる。畳を出しているということは、床上浸水したと思われる。

  • 友人F 高砂市米田町
    近所はかなり浸水している。近所の親戚にも床上床下浸水や車が駄目になるなど多数あり、大変な状況。避難指示が出たようだが、避難先の小学校や公民館の方が低地にあり、指示が出たときには既に浸水していたので自宅の方が安全と考えた。

  • 同僚K 高砂市米田町
    自宅はマンション7階なので問題なかった。しかし、車が浸水して使えなくなった。

  • 同僚N 加古川市東神吉町
    道路の冠水はあったが、特に被害は無い模様。

  • 友人Kの実家 高砂市美保里
    高台にあるので家は大丈夫。周りは冠水しているみたい。一時停電あった。

  • 母(元市職員のつて)から又聞き
    加古川バイパスの南側~高砂市役所までの相当広い範囲が浸水していたらしい。

【その後の公式発表】
9月8日高砂市の発表
家屋の浸水被害状況  床上628軒 床下3070軒

加古川市の発表
床上床下浸水50棟以上
のまま。その割にはそこら中で玄関先に畳出してるが・・・

ちなみに、高砂市は行政の側から被災証明が既に配布されているらしい。
それに対して、加古川市は「被災証明が必要な方はお手続きください。」などと随分と悠長な感じだ。

加古川市が被災状況をきちんと把握できているのか、甚だ疑問。

また、避難勧告/指示が住民に伝わらないシステムになっていることも良く分かった。
避難先についても、本当に避難すべき場所なのかどうか、かなり怪しい。

 「台風12号 その後 長楽寺土砂崩れ 」へつづく
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/10/blog-post.html

2011年9月4日日曜日

台風12号 加古川市 法華山谷川流域浸水

昨夜は大変な大雨でした。

夜中の1時~2時頃に1時間に100mm級の雨が降り、家の前の道路が冠水。
1時頃に車庫のジョイステップが流され始めていたので、とりあえず車庫まで引き上げました。
その時点で水はくるぶしより上まで来てました。

時を同じくして、深夜にもかかわらず町内会放送。
すぐ近くを流れる法華山谷川が危険水域に達しており、道路も冠水しているので絶対に外に出ないでください、とのこと。
 私の家は近所でも比較的高台にあるので、くるぶし上くらいで済んでますが、数件先はどうなっていることやら、と心配してました。

昨夜1時30分頃には避難勧告も出てたらしい。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004435198.shtml

が、その住民が翌朝新聞で知るってどういうこと?
っていうか、その頃町内会放送で「絶対外に出ないでください!」って言ってたじゃん。

今朝7時になってご近所を探索。
まず、法華山谷川は未だ危険水域。
自宅から1km程下流の水位状況

深夜3時頃には、この法華山谷川のすぐ上流で老人の救助に向かった消防署員が流されて行方不明になっているそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110904-00000135-yom-soci

川の周辺はどこも水没してます。
ちなみに、水面に顔を出してる緑色のは収穫間近の稲穂の先端です。
ということは、あのあたりは水深1.2mくらいはありそう。

加古川バイパス 高砂北IC付近も水没。
近寄れません。
 

ご近所も10軒ほど行くとひざ上まで浸かったまま。
場所によっては、未だ床上浸水中。
 

以前に加古川市の公開しているハザードマップを確認したとき、うちは大丈夫だけど、数軒先は床上浸水で書かれてました。
http://www.city.kakogawa.hyogo.jp/hp/hazardmap/01_hazardmap.html

今、そのハザードマップに書かれているとおりの状況を目にしています。

「台風12号 その後」へつづく
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/09/blog-post_11.html

2011年5月21日土曜日

日本赤十字社員

以前、「募金について」に書いたとおり日本赤十字社員の申し込みをしていたのですが、ようやくその手続きが完了したようです。

人災 その2

人災」からの続き


今朝、新たな首相の判断ミスが発覚しました。

「首相の意向で海水注入中断…震災翌日に55分間」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00001217-yom-pol

(自称)原発に詳しい首相が政治主導で次々と指示してるようですが、思いつきでやりすぎ。

あと、川内村一時帰宅の真実でも書きましたが、福島第一から半径20km圏内の大半は居住可能なのだから、強制的に退去させずに返してあげるべき。
避難されている方々を不自由な避難所暮らしから開放してあげるべきだし、避難区域に取り残されたペットや家畜が可愛そうです。

逆に、飯館村については川内村よりもずっと線量が高いのだから、「20km圏外なので自主避難」なんて悠長なことを言ってないで、政府が責任を持って避難させるべきです。

こうして見ると、川内村で行われたあの一時帰宅(避難住民に放射線防護服を着用させ、2時間しか立ち入らせなかった)がいかに茶番であったか・・・。

政府は、最初に決めた半径20kmで丸く描いた避難区域を正当化するよりも、線量測定結果に基づいた避難域の再設定の方が重要なはずだ。

2011年5月14日土曜日

人災

 「川内村一時帰宅の真実」から続く。

昨日の参院予算委員会の中で、首相による福島第一原発視察(震災翌日に行われた)が格納容器ベント(放出)の遅れに影響を及ぼしたことを、原子力専門委員が報告しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000155-jij-pol

当時、既に格納容器内の圧力が上昇を続けていることが分かっており、すぐにでも格納容器ベントを実施しなければならない状況でした。
現場は大混乱だったでしょう。
人類史上初めての災害に遭遇し、多くの緊急措置を同時並行で実施している真っ最中。
そこへ首相が現地を視察を強行したのです

企業で仕事をされている方なら理解されると思いますが、首相の視察が行われるとなれば相当な受入れ準備作業が生じます。
しかも、首相視察中に放射性物質が放出される格納容器ベントなんて実施出来なかったでしょう。

その間、以下のような経緯を辿ります。

首相視察により格納容器ベントできない

格納容器ベントせずに注水すれば、さらに格納容器圧力が上昇するので注水できない。

注水できないので原子炉の水位が下がり続け、燃料棒が露出。

露出した燃料棒は冷却できないので、燃料棒の温度が急上昇。

燃料棒で水-ジルコニウム反応が始まって大量の水素が発生。
http://www.gengikyo.jp/report/pdf/tohokutaiheiyoyo_4_FAQ3-1.pdf

そして悪夢の水素爆発へ

水素爆発により原子炉建屋が吹き飛んだ結果、セシウム等の放射性物質が大量に飛散

大量の放射性物質を含む瓦礫が散らばることによって、現在もあらゆる現場作業を阻害


上述の原子力専門委員の報告のとおり、これこそが人の手によって引き起こされた災害、すなわち人災なのです。

福島第一原発首相視察当日(3月12日)、震災がなければこの日の朝刊一面は全紙「菅首相の(在日韓国人からの)違法献金」です。
http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY201103100625.html

既にこれは疑いではなく、事実であることが明らかになっています。
前原前大臣の経緯(3月6日辞意表明)を鑑みれば、首相は首の皮一枚でつながっている状況だったのです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110306/stt11030618420009-n1.htm

首相は、よほど政治的パフォーマンスを必要としていたのでしょう。
しかし、その代償はあまりに大きい。


人災 その2」へ続く

2011年5月12日木曜日

川内村一時帰宅の真実

福島第一原発から半径20km圏内で警戒区域に指定されている、福井県川内村で一時帰宅が始まりました。
しかし、私はこの一時帰宅の映像に、非常に違和感を感じました。

ものものしい被爆装備でわずか2時間の帰宅。
映像を見た人は、「なんと危険なところへ立ち入るのだろう。」と、ある種の恐怖心と住民への同情を抱いたことと思います。

しかし、その映像から伝わってくるイメージとは随分と異なる事実も存在します。
まず、今回一時帰宅した人々の警戒区域滞在時間は、スクリーニングを含めて約7時間。
その間、帰宅住民の被曝線量は線量計で計測しています。
測定値は人によってばらつきがあったものの、最低1μSv~最高10μSvという計測値でした。

この被曝線量のばらつきは自然放射線においても同様に生じるものなので、大雑把に平均5μSv被曝したものとしてみます。
すなわち、7時間で5μSv被曝したということであり、これを1時間あたりに換算すると0.71μSv/時となります。

この0.71μSv/時とはどのような値でしょうか。
日本国内の自然放射線被曝線量(普通に日常生活をしていて被曝する線量)は1.4mSv/年です。
これを上記と同じ単位に換算すると、1.4×10^3/(24時間*365日)=0.15μSv/時となります。
同じく世界平均の自然放射線被曝線量は2.4mSvなので、0.27μSv/時。
国際線旅客機に乗ったりなんかすると、1.8μSv/時。

確かに、通常より高い数値であることは事実ですが、あれほどの重装備で立ち入る状況ではなかったことが分かると思います。
また、一時帰宅時の際に住民の皆さんが自宅から持ち帰った全ての荷物についても、スクリーニング(線量計測)の結果まったく問題ない(被曝してない)ことが分かり、皆さん避難所に持ち帰ってます。

対象地域の線量計測は一時帰宅前に当然終えてます。
したがって、このような結果になることは最初から分かっており、事前に安全性が高いことが分かっているからこそ一時帰宅を認めたのです。

なんだか、あの重装備が茶番に見えてきませんか?


では逆に、特別問題が生じるほど汚染されてない地域への立ち入りに、なぜあれほどの重装備の被曝対策を見せ付ける必要があったのか、と考えてみましょう。

政府は福島第一原発から半径20kmを一律に警戒区域に設定しました。
しかし、その警戒区域の大半が、実際には避難の必要の無いエリアなのかもしれません。(実際、SPEEDIによる放射能影響予測は、福島第一原発から北西方向に汚染が広がっていることを示しており、川内村はその圏外にあります。)
そして、必要のない避難を地域住民に強いているのだとしたら・・・。

避難されている住民の方々は長期に渡って体育館や公民館に詰め込まれ、大変な苦労をされています。
また、自宅に取り残された犬や猫といったペット、さらに牛や豚といった多くの家畜の多くが餓死という本当に辛い死に方をしています。
これらの地獄が、政府の判断ミスで必要の無い避難を強いられた結果なのかもしれないのです。

それをカムフラージュするため策としてみると、今回のパフォーマンスは非常に練られた、有効な策だと思えてくるのです。


 そもそも震災当初から政府は重大な判断ミスを続けています。
人災」へ続く。

2011年4月27日水曜日

権限・責任一致の原則

組織論の中に「権限・責任一致の原則」というのがあります。
要するに、「責任を全うするためには、相応の権限が与えられなければならない。」ということです。
逆に、「権限が与えられたら、相応の責任を全うしなければならない。」、これも然り。
社会人にとっては常識の範疇です。

ところが、政府は福島第1原子力発電所から半径20km圏内の避難指示を出しましたが、その賠償は東電にさせる方針としてます。

避難指示の権限を行使した政府が責任(賠償)を全うしないでどうする!
責任を東電に押し付けて、権限だけを行使するとは・・・。

政治主導と称して官僚から権限を奪い、問題が発生すると責任を官僚に押し付けて恫喝。
いつもの民主党のやり方だ。

しかし、なぜ組織論の基本すら守れない組織(党)が国のトップに居るのか?
政治システムに根本的な問題があるのか、それとも単に国民がアホなのか。



「川内村一時帰宅の真実 」 へ続く
http://satooyanikki2.blogspot.com/2011/05/blog-post_12.html

2011年4月14日木曜日

募金について

今回の東日本大震災を契機に、それなりの額の募金をすることにした。
ここ1、2年ほど考えていたことではあるが、これだけの災害を目にして踏ん切りがついた。

募金をするにしてもいくつかの方法がある。
ざっと挙げてみる。

(1)街頭募金、お店の募金箱
(2)勤務先での募金活動
(3)ドラえもん募金のようなメディア主体の活動
(4)日本赤十字、共同募金

上記(1)については、募金詐欺が発覚してるし、それを見分ける手段もない。そもそもそれなりの額を入れるものではないだろう。
上記(2)については信頼できるし、正直なところ周りの目もあるので、毎回小額紙幣1枚くらいは入れてる。
上記(3)については、メディアの側で経費を引いて日本赤十字や共同募金に送金してるのが気に食わない。要はメディアは募金で中間マージンを稼いでいるのだ。わざわざそんなところに送金する意味がわからない。直接日本赤十字や共同募金に送金すればよい。
結局、それなりの額の募金となると、もっとも信頼できる(4)にすべきだろう。

最近、高血圧の継続治療が必要となったせいで献血ができなくなった(2種類以上の降圧剤を服用していると断られる)ので、日本赤十字には献血という形で貢献できてない。
そこで、日本赤十字に募金することにした。

日本赤十字に募金する場合、さらに2つの選択肢がある。
(a)日本赤十字義援金へ寄付する
(b)日本赤十字社員になる

当初義援金にしようかと考えたが、阪神大震災のときに被災者に配られた額が10万円程度であったという実績を鑑みると、あまり役に立ちそうな使い道とは思えない。
自分を家族や家を失った被災者に置き換えて考えてみると、「10万円もらったところで、どうすりゃいいの?」ってなことにならないだろうか。

私は、日本赤十字社員になった方が役に立ちそうに思う。
大災害が起こったとき、即座に救援できる設備と人材の確保、医薬品の備蓄、その後の継続的なケア、これらの基盤は日本赤十字社員の資金協力によるものなのである。
どうせなら、ここに協力したい。

そこで私は、この資金協力を行うべく、日本赤十字の社員になることにした。


ということで、実は先月末には赤十字「社員」加入手続きを終えている
社員になると税控除のメリットもある。
控除による実利は微々たるものだが、多少なりインセンティブは働くので、悪くない制度だと思う。

2011年4月13日水曜日

国際原子力事故評価尺度(INES)レベル7

BWR(沸騰水型原子炉)のウイークポイント」からの続き

世間ではチェルノブイリ級の事故になったとか騒いでるが、アホじゃないか?
こんなの「震度5以上は大地震」っていう評価尺度を設けて、震度5以上の地震が発生する度に「東日本大震災並みの大地震がまた発生」って言ってるようなもの。

こんな尺度が出たところで特に騒ぐほどのネタではないのだが、マスコミのセンセーショナルな報道姿勢は日に日に高まっているように見える。
そもそも、世間が騒いでなんぼの商売なので、それも仕方あるまい。
それにいちいち踊らされている方がアホなのだ。

まずは冷静に、起こっていることを、事実だけを見て理解するほうが大事。
現時点の、この事故の最大の被爆は、所謂「基準値の1000万倍ものヨウ素を含むたまり水」に長靴も履かずに1時間もじゃぶじゃぶと浸かってた作業員。
検査の結果健康上の問題は何もなく、すぐに復帰したのは記憶に新しいはずだが、みんな忘れたのか?
放射能の特性も知らず、大きな数字が出てきただけで躍らせられるのはそろそろ卒業しようよ。

「放射能の影響が心配」と称して、農産物が壊滅的な打撃を受け、産業も物流も止まる。
統計上有意なデータの得られるような健康被害の現れるような状況ではないのに、こうして2次的被害が広がってゆく。
それこそ風評被害そのものじゃないか。

以前も書いたが、この事故はチェルノブイリ級ではなく、TMI級に毛の生えた程度の事故。
しいて言えば、それが4件同時並行で進んでいることが複雑さを増している、それだけだ。

2011年3月29日火曜日

BWR(沸騰水型原子炉)のウイークポイント

 福島第一原発2号機の状況補足からの続き

ここ数日、福島第一発電所の話題はタービン建屋に溜まっている高レベル放射性同位元素を含む水が話題になっている。
セシウム133が含まれていることを考えると、原子炉冷却材が漏洩したのはほぼ確実と思われる点は、報道でもよく取り上げられている。
しかし、報道内容からは重要な問題点が抜け落ちている。
実は、タービン建屋に原子炉冷却材が漏出するということは、BWR(沸騰水型原子炉)の抱える最大のウイークポイントが現出したということなのである。

日本国内の商用原子炉は、上述のBWRとPWR(加圧水型原子炉)に大別できる。
PWRはその構造上原子炉冷却材が格納容器内に密封されているため、仮に今回の事故のような漏出があったとしても、原子炉冷却材が格納容器の外にまで出てくることがない。
ところがBWRの構造では、タービン建屋にまで原子炉冷却材が常時流れているため、今回の事故のようなケースでもタービン建屋に漏出してしまう。
これは、原子炉工学を学んだ人なら誰でも知っているBWRのウイークポイントであり、今回の事故はそのウイークポイントによって事故が拡大しているのである。

このBWRの構造の危険性は以前から周知の事実であり、現に海外ではその安全性の低さからBWRが建設されることは無くなっている。
今だにBWRの建設計画があるのは日本と台湾だけなのである。

2006年にそれまでBWRの建設を進めてきた東芝が50億ドルもの巨費を投じてウエスチングハウスを買収し、PWRの技術とライセンスを手にしたのはこのような事情がある。
すなわち、すでに海外ではPWRでなけれは売れないのである。

しかし、そんな話を持ち出すと、なぜ日本国内ではBWRが認可されてきたのかが問われることになり、困る人も多かろう。

国際原子力事故評価尺度(INES)レベル7」へ続く

2011年3月14日月曜日

福島第一原発2号機の状況補足

 米国におけるTMI(スリーマイル島原発)事故後の反応からの続き

 先ほど発表のあった福島第一原発2号機の状況について質問があったので、ここで簡単に補足しておく。

【質問】
> 私ゃ素人なのでよ~解らんが
> 給水ポンプの燃料切れってどういうコト

【回答】
福島第一原発のようなBWRプラントでは、給水ポンプにより炉心への給水が行われる。
したがって、炉心の水位上昇は通常このポンプで給水することによって行われるのである。


この給水ポンプには、電動とタービン動の2種類があるのだが、現在ほぼ全ての電力が喪失しているので、タービン動給水ポンプのみに頼っていた模様。
このタービン動給水ポンプというのは蒸気の圧力によって駆動するポンプなので、電力供給がなくても炉心上部から主タービンに残っている蒸気圧により駆動できていたようだが、その蒸気圧がいつのまにか下がってしまっていたようだ。
通常ならそんなことくらいすぐわかるのだが、中央計装が殆ど全てダウンしているようなので、その状況把握に手間取ったとみられる。

ちなみに、上述の主蒸気圧のことを平たく「燃料」と表現したようだが、返って混乱を招いているように見える。

 BWR(沸騰水型原子炉)のウイークポイント へ続く

2011年3月12日土曜日

米国におけるTMI(スリーマイル島原発)事故後の反応

菅首相、枝野官房長官の発表要旨からの続き
 
諸外国における大規模原子力発電所事故後の主要な反応に照らし、我が国の今後を考える。

1.世論
TMI事故後、米国では大規模な反核運動が吹き荒れた。
たまたま映画「チャイナシンドローム」の公開とタイミングが一致していたこともあり、その世論の盛り上がり
は国政を動かす結果となった。
結果、TMI事故後米国では新規の原子力発電所建設は行われていない。
昨今、アル・ゴア著「不都合な真実」に始まるECOブームの影響により、オバマ政権による原子力発電所新規
建設再開が計画されているが、今回の事故が米国民に与える影響は計りしれない。
また、それは日本人にとっても同様、もしくはそれ以上であろう。 
ただし、TMI事故では情報制限により不必要に不安が拡大したのだが、結果的には周辺への被害は殆ど無かったに等しいのである。
今回もTMIと同様に格納容器内の毒物質封じ込めは制御できており(圧力制御のための最小限のベントは行われているようだが…)、周辺への被害はごく限られたものに留まるであろう。
現時点で情報を早め早めに公開している姿勢は評価されるべきだ。

2.原子力発電所の安全対策
TMI事故は加圧器逃がし弁の不具合が発端ではあったが、大規模事故に至る流れを見ると、その主要因は運転
員のヒューマンエラーによるものと言える。
ヒューマンエラーの対策としては、運転員の事故時対応マニュアルの見直し等、比較的改善策をとり易い。
しかし、今回の福島第一原発における事故は、想定外の大規模自然災害が原因である。
大規模自然災害は人間には防ぎようがないので厄介だ。
とりあえず今思いつく限りの対策は下記。
(1)原発に高波堤防を設置する
(2)発電所付近の高台にDGを設置
(3)蓄圧注入系のキャパシティ追加
 
その後の福島第一原発2号の状況について補足を追加

菅首相、枝野官房長官の発表要旨

菅首相、枝野官房長官の発表要旨から事態を想定する。

(1)想定以上の津波により発生した事象である。
→今回最大の想定外事象は13台ものDG(ディーゼル発電機)が全て起動できないことにある。DGのうち1
台でも動作しておれば、高圧注入ポンプによる軽水の原子炉注入により、炉心水位を維持できたものと思われる
。
この発表から推察すると、想定外の高波でDG全台が海水を被ったため、起動できないのではなかろうか。

(2)格納容器の爆発は無い。原子炉建屋内の空間に充満した水素の爆発である。
→十分想定可能なシナリオ。これを聞いて安心した。

(3)周辺放射線レベルは70.5μSvであり、1050μSvから十分に低下している。
→このデータをもっと早く公表すればいいのに。

(4)海水とホウ酸注入を実施する。
→やっと決断したか。どうせ廃炉は間違いないのだから、海水で格納容器を満水状態にすれば良い。ホウ酸も混
ぜるらしいので、反応度も十分に下がるはず。

その後の情報で、注入ポンプをC-130で空輸している映像も出ていたので、上記(4)は何とかなりそう。
少なくとも、チェルノブイリ並の事故にはならなくて済みそうだ。
ただし、TMI並みの事故状況にはなっているので、米国での過去の歴史も鑑みると中長期的には心配な要素が
あるが、それは後述する。