2011年2月27日日曜日

車検

愛車を車検に出してきました。
今乗っている車は、国内に2000台程度しか入ってないと言う欧州車で、非常に趣味性の高い車です。

こういう車に乗っていると、維持費が高いんじゃないの?、と言われますが、自分で工夫すれば然程高くはありません。
ポイントは、次の2点です。

【珍しい車を維持するポイント】
(1)必要な部品は自分で調達する!
(2)自分で整備可能なことは自分でやる

維持費が高くなる理由は、普通に整備に出すと、整備員の人も始めて見る形状や操作方法に戸惑うし、一般には出回ってない部品が必要になったりするからです。
なので、そこをユーザ自身がカバーすれば安くなるわけです。

例えば、今回の車検ではトータル83,786円でした。
セダンタイプの3ナンバーの輸入車としては、ごくごく普通の価格だと思います。
内訳は以下のとおり。

【車検 内訳】
点検・検査費用  13,650円
輸入車オプション 10,500円
エンジンオイル   6,066円
税等       53,570円

どうでしょう、普通の国産車と比べて高いのは輸入車オプションくらい。
その額も特別目くじらを立てるほどの額ではありません。

ただし、今回の点検では、後輪のブレーキパッドの交換の必要が生じました。
私の車の場合、普通にブレーキパッドを取り寄せてもらうと部品代だけで50、000円くらい必要で、部品が届くのに1ヶ月くらい要したりします。
国産車のブレーキパッド+ブレーキパッドセンサーなら、大型のものでも10,000円くらいでお店に置いてるのとは大違い。

ここで上記(1)が必要になります。
実はブレーキパッドは事前にストックを持っています。

これは前輪のブレーキパッド交換時に、後輪とブレーキパッドセンサーもセットになったものを21,580円でネット通販で購入し、後輪の分は置いてあるのです。
なので、後輪だけだとおおよそ10,000円で部品を購入できていることになります。
要は、大型の国産車並みの価格で部品調達は可能なのです。

あとは取り付けですが、これは整備場を使わせてもらわないと大変な作業になるので、整備工場にやってもらいます。
これは近所のオートバックスで問題なし。
費用は工賃だけで5,000程です。



また、過去にやった話ですが、カーナビの取り付けも、整備工場にやってもらうととんでもない取り付け費が必要だったりします。
ちなみに、私の車の場合、工賃と取付け部品だけで250,000円です。
下手するとナビ本体以上の費用が生じることになります。

これも整備員の人が初めて接する部品類に右往左往するのに要する費用が大半なので、そこをユーザーがカバーすれば良い訳です。
これは上記(2)になります。

海外では愛車の整備はユーザー自身で行うのが当たり前なので、ものすごく細かい整備マニュアル(HAYNESが有名)が売られてます。


そのマニュアルを購入すれば一目りょう然。
このマニュアルさえあれば、自分で取り付けるも良し、「整備員にマニュアルの当該頁を見せて納得させれば、国産車並みの費用で取り付けてくれることでしょう。

ちなみに、このような珍しい洋書を国内で買おうとすると高くつくので、その車を売ってる国から直輸入した方が安くつくケースが多いようです。
本のように軽くて安いものなら、以下の輸入代行業者を使ってebayで落札すると格安で手に入れられる可能性が高いです。
http://www.usa-get.com/index.htm

先のブレーキパッドについては、結構重いので、送料や手数料も考慮すると国内ネット通販の方が安く済むケースが多いようです。