2011年3月19日土曜日

iTunesのせいでCドライブが満杯になる

Cドライブが満杯になりました。
20GBでパーティションを切ってますが、音楽データ等大きなデータはCドライブ以外のドライブに置いているので、そう簡単には満杯にならないはずです。
何がそんなに容量を喰っているのか確認してみると、以下のフォルダが10GB以上喰ってました。

【容量を喰っていたフォルダ】
C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer\MobileSync

iTunesが自動的に採取するiPhone4とiPadのバックアップがCドライブに置かれていたのでした。

このフォルダを移動する方法をググってみると、「Shiftキーを押しながらiTunesを起動すると変更できる」とか、非常に魅力的なのが見つかりますが、試しにやってみると全然だめ。
そんな設定画面は出てきません。
どうやら最新版のiTunes10.1.1.4ではできない方法みたいです。

そこで、バインド(シンボリックリンク)を試してみました。
この機能は、ファイルの実体は別のところ(Dドライブとか)に置いておいて、あたかもCドライブに存在してるみたいに参照させる設定です。

手順は簡単。

(1)iTunesを起動していたら閉じる。
(2)Windows Server 2003 Resource Kit Tools をダウンロード。
(3)上記(3)を実行してインストール。
(4)iTunesのデータフォルダを移動する。(移動先フォルダは仮称)
C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer

D:\Apple Computer
(5)DOSプロンプトで以下を実行
linkd "C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer" "D:\Apple Computer"
(6)成功すると以下のメッセージが表示される。
link created at:C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer
(7)iTunesを起動

これでDドライブに置いているデータが、iTunesにはいつものCドライブに置かれているように見えるようになり、Cドライブの容量は十分に確保されました。
ちなみに、当初上述のDドライブのフォルダ名に日本語を使っていたのですが、そのときはバインド(linkd)に失敗しました。
linkdは、アルファベットのみのフォルダ名しかサポートしていないようです。