「火災報知器の配線 」からの続き
いつもの週末なら最悪ですが、今回は助かりました。
日が照っていると2階の屋根裏はとにかく暑いので、悪天候の方が良いのです。
おまけに暴風が吹いているので、屋根裏にも良い風が入ってます。
おかげで、手間取っていた火災報知器の取付けが一気に進みました。
何に手間取っていたかと言うと、1階から2階への配線です。
探しても探しても穴が見つからない。
数時間探し続けた結果、我家の1階と2階の間に穴は開いてないという結論に至りました。
当然、AC100VのVFFケーブルや通信線は通っているのですが、それらのケーブルはきっちり大きさを合わせて穴を開けているので、隙間がまったくと言っていいほど無いのです。
今更ながら、大工さん良い仕事してくれてます。
ということで、仕方なく自分で穴を開けることにしました。
目立たない場所を考えた結果、掃除用具入れの中を通すことに。
まず、掃除用具入れの天井と床に0.9φmmベルケーブルを通すための穴を開けます。
最初に3mmφのドリルで穴を開けましたが、ケーブルが通りません。
次に4mmφのドリルで空けると、ちょうど良い大きさになりました。
これで1階から2階へ通信ケーブルが通りました。
掃除用具入れの中なので見栄えはどうでも良いのですが、さすがにケーブルむき出しだと、ものが引っかかる可能性もあるので、一応モールディングで整線しておきます。
これでパッと見はケーブルが通っているとは思えない仕上がりになりました。
ようやく全11個の火災報知器の取り付けが完了しました。
電源を入れると、すべて電源ランプ点灯。
テストを実行すると、ちゃんと「ピッ、正常です」と言います。
また、警報テストをすると、テストを実行した報知器は「ビュービュー、家事です!家事です!」と言い、他の報知器も連動して「ビュービュー、他の部屋で火事です!」言ってます。
どうやら問題なさそうです。
ちなみに、台所への火災報知器の取付けは義務化されてないようですが、これは天ぷらを揚げるときによく誤作動を起こすからだそうです。
とは言え、台所に火災報知器が無いのもどうかと思うので、我家では定温式という台所専用報知器も設置してます。
通常の煙式とは若干形が異なります。
最後に、今回の配線図を。
ターミナルの部分はケーブルを圧着で分岐してます。
火災報知器の取り付け方法の書面を見る限り、親機から子機への接続方式はデイジーチェーン接続ですが、テスターで測定してみたり、その動作を見てみると、明らかにバス接続で動作するようです。
っていうか、実際に動作してます。