2011年5月2日月曜日

宿題

この連休前、私の勤める会社の役員から宿題らしきものが提示された。
役職付の社員を対象に、休み明けにその役員を囲んでの懇談会を実施する予定なのだが、そこで読書感想発表会のようなことをするという。

課題図書は特に示されておらず、最近読んだもので良いとのこと。
ただし、図書の例として、4冊ほど提示されており、そのうち2冊は以下であった。
忘れたが、他の2冊も似たようなものだった。

【図書の例】
  • もしドラ
  • 野口悠紀雄著 「超」整理法

正直言って、ビジネス書としてはかなりレベルが低い気がする。
普段本を読まない社員に過度の負担とならないよう配慮したとか、対象者のレベルが読めない(このような催しは今回初めてされるのである)とか、そういった理由と思われる。

が、私は今更読もうとは思わない図書ばかりだ。
もしこれらの本から話題を振られても、「もしドラ」なら、ちょうどアニメ版を放送しているので、それで十分に押さえられるだろう。

幸い、私は理系の割りに本を読む方なので、慌ててこれから読む必要は無い。
ただ逆に、どの図書を対象にしようかとか、何冊かまとめた形で考察してみようかとか、考え出すとむしろ課題が多い。


考えを整理する意味でも、まずは最近呼んだ本を並べてみるところから始めてみようと思う。
とりあえず、ここ2、3年で読んだ本で印象深かったものを並べてみる。
また、最近読んだ本となると、今年読んだものかと思い、右端に◎印を付けてみた。

【ビジネス書】
  • マイケル・サンデル著 これからの「正義」の話をしよう ◎
  • 藻谷浩介著 デフレの正体 ◎
  • 本田直之著 レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
  • ジェームズ・アレン著 「原因」と「結果」の法則
【精神】
  • 大平健著 やさしさの精神病理
  • ジム・ドノヴァン著 望みの人生を実現する単純だけれど重要なこと
  • 五木寛之著 他力 ◎
  • ヘルマン・ヘッセ著 シッダールタ
【フィクション】
  • 伊藤計劃著 虐殺器官 ◎
  • 夢野久作著 ドグラ・マグラ ◎
  • 夢野久作著 あやかしの鼓 ◎

実際の発表は連休明けから2週間くらい間があるので、余裕で1冊は読めるだろう。
ということで、これから読もうと思っている本も候補に挙げておく。

【未読】
  • 大竹文雄著 競争と公平感
  • 伊藤計劃著 ハーモニー

これらを眺めながら、どうまとめるか考えていきたい。

宿題 その2」へ続く